にっぽんA級グルメのまち連合【島根県邑南町】

邑南町ってどんなところ?
About Ohnan

A級グルメ構想の発祥地!
食と農に特化した町おこし「A級グルメ構想」を実践し、
平成25年より3年連続社会増の実現!
5年間で観光入込客92万人、定住者242人、起業家42名を輩出した町。

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邑南町は、島根県の中央の山間にある町で、県内一の面積(419.3㎢)を誇る町です。
その8割が森林で人口は約1.1万人の田舎町です。古来から近代までたたら製鉄が盛んな地域で、人々は広大な山を切り拓き、自然と共生しながら町をつくってきました。
高原地帯にあることと水の豊かさから農業が盛んな町で、豊かな食材と食文化、人々が営んできた伝統文化や人情味が色濃く、現代に受け継がれています。

島根県邑南町場所

水どころ・米どころ・酒どころ

邑南町は高原地帯にあるため、山からの水が湧き出ており、また、中国地方一の江の川が流れていることから水が豊富です。地下水をくみ上げるととてもおいしい水が飲めます。

また、高原地帯ゆえ、北陸に匹敵するほどの豪雪地帯でもあります。日中の寒暖差や季節の変化も大きく、その厳しさに耐える農作物はとてもおいしく育ちます。

おいしい「水」があり、おいしい「米」ができる。
おいしい水と米があるところにはおいしい「酒」ができます。
地域のどこに行ってものどかな田園風景が広がり、造り酒屋は田舎町にもかかわらず3軒もあります。

島根県邑南町棚田

大人気の産直野菜

高原地帯でつくられる野菜は、水がよく、寒暖差があるため総じておいしく育ちます。
加えて、邑南町では古来より農業を営んでいるため、おいしい品種、おいしい育て方、多様な作物があり、多くの生産者が農業を支えています。地域の方々がつくる新鮮な野菜は、山間の道の駅で年間3億5千万円を販売するほど人気です。

島根県邑南町道の駅野菜

うまい和牛、豚、牛乳

島根県は、古来よりたたら製鉄が盛んで、近代まで稼働していたほどです。たたら製鉄には大量の炭が必要で、また、製品の運搬もあり、自動車のない当時は、牛や馬がその運搬を担っていました。また、世界に誇る産出量のあった石見銀山でも多くの牛を必要としました。それゆえ、島根県で牛の繁殖が盛んになり、牛を売買する牛市も盛んになりました。邑南町出羽地域では、中国地方三大市場と呼ばれるほどの牛市が開催され、多くの人が牛の売買をしに集まり、にぎわっていたそうです。

自動車が発達してからは運搬用の牛の需要はなくなりましたが、培ってきた繁殖技術と畜産技術が財産となり、現在の石見和牛、石見ポーク、自然放牧牛乳、日和高原牛乳などの畜産ブランド製品へとつながっています。

紡がれてきた地域の食文化

日本の伝統食とは、地域で生まれ、愛されてきた地域の食文化の集合体です。古くから作物がとれ、人の営みがあるところほど食文化が生まれ、祭りや伝統を大事にする田舎ほどその食文化が継承されています。

邑南町は、その地域の一つであると自信を持っていえます。
日本が誇る食を感じたいのであれば、ぜひ、邑南町の食文化を味わってください。

島根県邑南町角ずし
ハレの日に食べることの多い角ずし

ここでしか味わえないA級グルメを目指して

食材と食文化の豊かな邑南町には、本当においしく、誇るべき食材や食文化がたくさんあります。
しかし、大量流通、大量消費が前提の現代の流通には適していませんでした。「大都市圏で販売したい!」という考えをすればするほど、うまくものが売れす、自信を失い、また、本来の地域の食の良さが失われていきます。
それよりも、素晴らしい食は地域にあり、その良い食を求めて外から来ていただくための活動をしよう!と動き出したのが食を軸にした「A級グルメ構想」です。

ここにしかない、ここでしか味わえない。そんな食や体験を邑南町は全国へと発信していきます。

A級グルメの発信拠点と地域おこし協力隊の活躍

A級=永久。邑南町の素晴らしい食材、食文化の魅力を再認識し、未来に向けてこの財産をさらに育て、継承していくためにA級グルメの発信拠点を町内につくっています。

島根県邑南町食の学校

「食の学校」では、「100年先の子どもたちに伝える邑南町の食文化」をコンセプトに食文化の発展と継承を目指しています。

よい食材が地域にあっても、それを理解する人がいなければ、加工できる料理人がいなければ、食材は失われるか、必要とされる他の街へと食材を出していくしかありません。地域の良い食材や食文化にさらなる価値を与える。そんな食の人材育成が必要です。

プロの料理家から調理を教わる料理教室や地域の方の伝統食(郷土料理)の講座、子どもを対象とした料理教室を開催するなど様々な講座が開講され、また、食のイベント会場として利用されています。さらに、地域おこし協力隊の研修の場としても利用され、食の継承と発展を目指しています。

島根県邑南町地域おこし協力隊

「農の学校」では、「稼げる農業」を目指す起業家の育成を通して、有機農業の普及を推進します。また、地域の農業を発展させる活動を行っています。

おいしい食材がなければ、おいしい食事を作ることができません。

そして、おいしい食材は、人類が何世代にもわたって掛け合わせ、植物とその土地にあった農法を考えて改良し続けた上に存在しています。地域の農業は、過去から現在に、そして未来へと続く財産の一つです。

しかし、誰もが農業に携わっていた時代と違い、田舎であっても農業に触れる機会が少なくなっています。農業の担い手をつくり、育てることが非常に重要です。農の学校では、農法の講座や保有する実践農場での農業実験などを行い、農業の発展を目指しています。

「そばの学校」では、「邑南そば街道の夢」の実現を目指し、在来種のそばの普及、耕作放棄地でのそば栽培、そば職人の養成、そば屋の運営を行っています。

「うまいそば」、「本物のそば」のあるところに人は集まるといわれますが、事実、そばの有名地や有名店は、辺鄙な場所にあることが多く、そういった場所にあっても多くの人で賑わっています。

本物のそばの条件の一つに、「在来原産種」があります。品種改良をして均一的においしくなったルートと違い、そこでしか味わうことのできない幻の味がそばの醍醐味です。

邑南町では、古くから伝わり、育てられていたそばの品種が発見されました。この邑南町独自のそばの栽培を地域に広げ、そば職人を育成し、「邑南そば街道」と呼ばれるほどの名産地となることを目指しています。

邑南町香夢里

素晴らしい食材と食文化のある邑南町。その食の素晴らしさをお伝えするための施設が、「里山のからだにやさしい邑南食材レストラン 香夢里」です。

オーガニックハーブ園がある香木の森公園にあり、近くには、地域の産品を販売するマルシェや完全自然放牧牛乳でつくられた牛乳やスイーツを販売するカフェもある邑南町の観光スポットの一つです。

開放的な空間と美しい里山の景色が見渡せるレストランでは、地域の食材をふんだんに使ったランチや地域のブランド肉の石見和牛肉や石見ポークなども楽しめます。
カフェタイム、夜には、予約制のコース料理もありA級グルメを楽しむことができます。

邑南町が募集する地域おこし協力隊(邑南町では耕すシェフ)の皆さんの研修施設でもあります。

島根県邑南町耕すシェフ

邑南町では、地域おこし協力隊の制度を活用し、「食」を軸にした「耕すシェフ」を募集しています。素晴らしい食材と食文化のある邑南町でプロの指導を受けながら、料理のことだけでなく、経営や店舗運営、食材のことまでを学び、将来の独立を目指します。

明確なゴールとそれを実現する研修があるため、多くの若者に応募していただいております。研修を経て起業した耕すシェフもたくさんいます。

地方には、その地方にしかない財産があり、魅力を感じた人々が訪れます。それを見た地域の人々は、故郷の魅力を再発見し、誇りを持ちます。
住み暮らす人々が誇りを持つ地域は、明るい未来を描くことができます。

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「ふくのや」
起業/2017年1月
夫婦で耕すシェフ研修制度を利用し2015年に邑南町にIターン。研修中にそばの奥深さに魅せられ、そばの道へ。地域の支援もあり2017年1月に手打ちそばの店舗を開店(0円起業!)。そば屋を柱に新たな事業も展開中。移住後2人の子宝にも恵まれ、仕事も家庭も充実!
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「てらだのパン」
来町:2016年4月/起業:2017年10月
兵庫県からIターン。来町以前にパン屋とケーキ屋で修行していたこともあり、地域のサポートを受けて地域待望のパン屋を開店。「空き店舗を有効活用したい」「焼き立てのパンが食べたい」との声から地域の方々が出資してパン屋を開店しました。

高齢化、過疎化の進む島根県の中でも山奥にある邑南町。超高齢化と過疎化が進み、大量流通・大量消費の流れに適さなかった小さな町は、食と農に特化した町おこし「A級グルメ構想」を実践することで、平成25年より3年連続社会増の実現し、5年間で観光入込客92万人、定住者242人、起業家42名という成果を生み出しました。

このA級グルメ構想を「にっぽんA級(永久)グルメのまち連合」へと発展し、全国の地方の活性化を図り、ひいては日本の活性化へとつなげていきます。